こんにちは。ねここです。
猫の死因では常に上位の慢性腎不全。
診断が確定すると獣医さんに療養食を・・・と言われますが、病院ですすめられたフードはだいたい食べてくれませんw
でネットを回遊するのですが💦 情報量が多すぎる・・・。
猫ちゃんそれぞれで好みも違うと思いますので、あらゆるものを試してみないと結果何が食べれるのかわからない。
慢性腎不全のステージが進んでくるとどうしても食欲が落ちてしまうので、「強制給餌」の壁にもぶち当たって、猫ちゃんはもちろん、飼い主様も心が折れがちになってしまいます。
そんな中で私が助けられていた商品をご紹介できればと思います。
スペシフィック®猫用 腎心肝アシスト

調子がいいとそこそこ量を食べてくれていたフードです。
ウェットフードは缶が多いですが、平べったいお皿型なので1/4とかにしやすくて、内容量も100gとカロリーの計算がしやすく、ラップをかければそのまま冷蔵庫に入れられて、空になったら捨てやすくて(地域の分別ルールにもよりますが・・・)、地味に便利でした。
強制給餌の場合も、細かいペースト状でスプーンや指に少量を取りやすく、ありがたかったです。
心臓の負担にも配慮してくれているそうで、詳しく知りたい方はこちらメーカーさんサイトをどうぞ。
チューブ・ダイエット®〈猫用キドナ〉腎疾患用

こちらは森乳サンワールドさんから販売されている粉ミルクタイプです。溶けやすくてカロリー計算もしやすく重宝しました。
我が家の姫はミルク嫌いなので強制給餌の時期は毎回大暴れしておりましたが、ミルク状にしてシリンジ給餌、フードにかけたり・混ぜたりでカロリー上乗せができる、形状をペーストにすればスプーン給餌しやすい、など状況に合わせて便利に使わせてもらっていました。
メーカーさんサイトはこちらです。
ビルバック ニュートリプラスゲル

「慢性腎不全の療養食」からは少し外れるかも?ですが、私が何かのときにすごく助かって、よく使っていた商品です。末期がんの子のターミナルケアのときにもよく使ってました。
とにかく高カロリー! 調子が悪くて食べたくない・動けないときなどに、こちらを1cmくらい指に出して口の中の上あごに擦り付ける(いけそうなときはこれを2・3回繰り返す)と、数時間たったら自分でご飯を食べに行ったり、ちょっと一人遊びをしてみたり・・・など、「あれ??ちょっとだけ元気になった?」と感じられた商品。
リン・ナトリウムは商品ページには記載がないので何とも言えませんが、とにかく「弱っている」時、すごく助けられた商品です。
1gあたりのエネルギー:5.9kcal、体重5kgの子には1日5g~20gを目安に、だったと思います。
メーカーさんサイトはこちら。
似たような商品で「フェロビタII」というのも使ってみましたが、こちらはゲルが少しゆるく、私の与え方では口に届けるまでに流れ落ちてしまうので購入は1回だけ。
味はどちらも、ほんのり魚が匂う甘いペーストです。好きな子は指を持ってったら自分から舐めてくれるらしい(うらやましい・・・w)
ロイヤルカナン 猫用 腎臓サポート スペシャル ドライ

ドライフードではこれをわりと食べてくれていました。
香りがわりに強くて食欲をそそるようにしてくれているのかな?
「スペシャル」「セレクション」「ドライ」とあって、それぞれ粒の形が違います。・・・味も違うのか??うちの子も3種類で食いつきが少し違いました。
調べてみるとカロリー設定やリンの量、タンパク質量で違いがあるようです。
私の場合、獣医さんにサンプル3種類を分けてもらった中で1番食べたのが、粒が三角の「スペシャル」でした。
ほかに「早期腎臓サポート」がありますが、これは腎不全にならないように・・・の設定みたいです。
まとめ
慢性腎不全は「強制給餌」「皮下点滴」など、猫ちゃんも飼い主様も心が折れがちのことと思います。
長期戦なので飼い主様はとくに無理をしないよう、頑張りすぎないよう・・・。
日々穏やかに、少しでも長く猫ちゃんと幸せに過ごせますように・・・✨
最後までお読みいただきありがとうございました。